胃腸科

胃腸科の治療内容

  1. 各種腹部病変の診断と治療:腹部エコー検査により、急性虫垂炎における腫大した虫垂の同定や、上腹部痛の原因としての胆石の同定などを行います。

  2. ピロリ菌の除菌:胃カメラにて胃透視し、胃潰瘍あるいは慢性胃炎と診断のついた方に。*尿素呼気試験法にて約20分で無侵襲下に、ピロリ菌に感染しているか診断します。もし感染している場合には、**ランサップ400あるいは800を1週間内服して除菌します。

  3. 便秘の治療:プルセニドやマグミットなどの西洋薬による治療に加え、虚実や腸弛緩のあるなしにより、麻子仁丸、潤腸湯、大建中湯、大黄甘草湯、桂枝加芍薬湯、大柴胡湯などの漢方薬で治療します。

  4. 腹部の不定愁訴:これも便秘の治療と同様に、西洋薬と漢方薬を組み合わせて治療します。

*:尿素呼気試験法(UBT):13C尿素(炭素原子にしるしをつけた尿素)がピロリ菌によってアンモニアと二酸化炭素に変わることを利用し、呼気中の13Cを測定する。精度が優れていて簡便。診断薬:ユービット(大塚)
*:ランサップ400あるいは800:オメプラゾール(20mg) :プロトンポンプ阻害薬(胃酸の分泌を抑える薬)/アモキシシリン(250mg) :抗生物質/クラリスロマイシン(200mg) :抗生物質(1または2錠を1日2回)

外科・整形外科・内科・胃腸科・肛門科・皮フ科・麻酔科・リハビリテーション科
〒523-0893 滋賀県近江八幡市桜宮町211-3
電話:0748-33-2703 FAX:0748-33-2771
Copyright(C)2011. まつだクリニック. All right reserved.